果物の組み(食べ)合わせを考えてみる
最近では、果物は単体で空腹時に食べるのが良い、
食後は摂るのは、良くないというのは知られるようになってきていると思いますが、
酵素スムージーを日ごろ取り入れている方から、よく受ける質問のひとつに、
「いくつかの果物でスムージーを作るとき、ベストな組み合わせってありますか?」
というもの。
今回は、果物の組み合わせ、食べ合わせのことを取り上げてみたいと思います。
ベースとなるスムージーの果物を決めて、トッピングで果物を多めに盛り付けると見た目もきれいで、いろんな果物の味が楽しめますよね。
ただ、果物の中でも消化にかかる時間や消化液のpH値(酸性~アルカリ性)などで、味はそこそこ美味しくても消化の面からみるとイマイチ・・・。そんな組み合わせもあります。
果物に限らず、食べ物には、相性が良い、又は悪い「食べ合わせ」というものがあります。
あまり神経質にならなくても良いですが、「食べあわせ」には、それぞれの食べ物が持つ「栄養素」を打ち消しあうようなもったいない作用や、消化に悪い影響をするようなものもあるようです。
たとえば、栄養素をかき消す食べ合わせには、
①トマトときゅうり
②わかめとネギ
③ほうれん草とゆで卵
④ベーコンとほうれん草
⑤納豆と卵白
⑥シラスと大根 などがあり、
その他にもカラダに悪い影響を与える食べあわせもあるようです。
※引用「メシてろ」http://meshitero.obentodeli.jp/
では、果物の場合ですが、
まず、果物を大きく4つのグループに分類します。
酸味の強い果物
グレープフルーツ、オレンジ、パイナップル、キウィ、レモン、酸味の強いりんご、酸味の強いブドウなど。
甘酸っぱい果物
りんご、洋梨、プラム、アプリコット、マンゴー、ベリー類、さくらんぼなど。
甘い果物
バナナ、ブドウ、柿、デーツ、イチジク、レーズン、プルーン、パパイヤなど。
メロン類
メロン、スイカなど。
この4つのグループの食べ合わせ・組み合わせが良いのは、
酸味の強い果物と甘酸っぱい果物
甘酸っぱい果物と甘い果物
です。
これは上記の酸味グループにより、消化のスピードや消化酵素が異なるためで、出来るだけ同じ酸味グループの果物の組み合わせがベストなんです。
つまり、同一酸味グループ内、または、近いグループの組み合わせは消化に負担がかからず、酵素の消耗を防げるので身体に優しいスムージーを作ることができます。
果物の酸味や甘みは、出回り時期・季節、保存状態・追熟などによって、一定ではないため、上記の酸味分けは、あくまで一般的な目安です。その時々で臨機応変に。
ただ、これから酵素スムージーを試したいという方は、見た目や美味しさだけでなく、組み合わせにもちょっぴり心配りをしてみてください。
「食」とは、私たちの生命に直結し、一番大切な身近な習慣なのです。
食べるものが溢れ返っている世の中で、皆さんは、目に飛び込む広告商品ばかりを選んでいませんか?
私たちのカラダが本当に必要としているものを選んでいますか?
食を学んでキレイと健康を一生自分のものにしましょう。
あなたの美と大切な人の健康のために 【生涯一番大切な食習慣】を始めましょう。