体に良い発酵を知る 腐敗を防ぐ
食べ物は時間が立つと大抵腐敗します。しかし、ある条件がそろうと発酵します。
これは似ているようで全然違います
●発酵は人間に有利に作用する
有効な菌の力で」有用な物質を作り出すのが発酵
●腐敗は人間に悪影響をおよぼす
悪玉菌の働きで有害な物質を作るのが、腐敗です
「この二つは似て非なるものなんです」
では見てゆきましょう。
実は発酵と腐敗の違いとは、人間が人間の視点で決めたことなんです。
どちらも微生物の力によって物質が変化することをいうのですが、それが人間にとって有益なものであれば発酵、有害なものであれば腐敗ということになります
人は自然現象である「腐敗」から「発酵」を見つけ出し、発展させてきたのです。
発酵とは何か?
発酵とは善玉菌の作用で進む分解反応のこと。
炭水化物が消化されブドウ糖などの単糖に なると腸内細菌の力で発酵が始まります。
発酵により有機酸とガスが出現します。
酢酸、酪酸、プロビオン酸などの有機物とガスが生じるということなのです。
有機物は大腸の粘膜の栄養となり大腸の機能を改善し
全身の臓器の粘膜上皮細胞の形成と増殖を促し粘液を分泌させるという重要な働きをします。
エネルギーの活性化、小腸の免疫強化、カルシウムの吸収促進、コレステロール低下、抗がん効果など!
その効果はさまざまに人間にとって有益な作用をします。
一方、腐敗とは
タンパク質が基質となった分解のことを言います。
タンパク質が胃液や腸の プロテアーゼで分解されるとアミノ酸になり、
このアミノ酸は悪玉の腸内細菌によって炭酸ガス(二酸化炭素)がとれて様々なアンモニアを放出します。
このアンモニアは少なからず吸収されて 全身に悪影響を与えることもわかっています。
最初に肝臓の毒となり、肝臓は毒を解除するのに大変な作業が必要となります。
発癌や難病のもとになり、あらゆる生活習慣病を引き起こす元となります!
次に血管をめぐり 全身を痛めつける最悪の材料になっていきます!
これはすごい毒素で 消化管は全てにわたって炎症起こします。
そして大腸炎をはじめ、あらゆる消化器疾患に繋がっていきます。
腐敗が少なければたいした問題は ありませんが、
腐敗菌が増殖することが大問題です。
腸内で毒性アミノが増殖し異臭を放つようになります。
毒性アミノは有害物質で、胃炎 腸炎 胆管炎 大腸炎の原因となります。
毒性アミノが生じる原因はその原因とは野菜、海藻フルーツなどの不足と動物性たんぱく質の過剰摂取です。
糖質制限は有効なのですが、
糖質制限などで極端に糖質を禁止する事には問題があります。
多くの人の場合、糖質制限をすると動物性タンパク質を多く摂取するようになり、果物などが不足するため、食物繊維やビタミンミネラルが不足します。
そんな時にやさいたっぷりのスムージーをとってゆけば腐敗が防げていくのです。
食生活の見直しで体の内側からキレイになりましょう。