ダイエット経験者の多くが陥ってしまう罠・リバウンド。
何が原因となっているのでしょうか?
大きな理由として、「無理な食事制限」が挙げられます。
極端に食べる量を減らしたり、食事を抜いたりすることによって、一時的には体重が減ることもありますが長期的
に見ると身体が太りやすい状態、すなわちリバウンドしやすい状態になってしまうのです。
そうなる理由は、大きく分けて2つあると考えられます。
原因その1ホメオスタシスによる飢餓状態になること
別記事でお話ししましたように私たちの体には「ホメオスタシス機能」が備わっており
ダイエットにより必要カロリーより摂取カロリーが下回ると体は「飢餓状態」と判断し
代謝を下げたりして体重が減らないように働きます。
そして停滞期にダイエットを諦めた場合でも、このホメオスタシスは機能し続けています。
エネルギー消費が以前より減少しているので、食事の量を元に戻しただけで余分な脂肪が蓄積されることになります。
原因その2 もうひとつの原因は満腹中枢の変化です。
これにはレプチンの量と満腹感が影響します。
「レプチン」とは、脂肪細胞に脂肪が吸収されると分泌されて、脳の満腹中枢を刺激する物質です。
ダイエット中に食事を減らしていると、レプチンの分泌量も減ってきます。
そしてダイエットを中断し食事の量を元に戻した場合、レプチンの量も変化するのですが、これが適正量に戻るためには、約1ヶ月の時間がかかるのです。
つまり、1ヶ月は食事の量を元に戻してもレプチンの量が少ないため満腹感を得られず、かえって食べ過ぎてしまうのです。
リバウンドしないためには
ダイエットでリバウンドしてしまう原因はわかりました。
リバウンドしないためには体が飢餓状態にならないように、無理なダイエットをしないことが大切です。
では、どれくらいのペースで行えば良いかというと1か月で体重減が4%くらいに抑えると
飢餓状態にはならないようです。体重60kgの方なら月2.4kgまでに減少を抑えることです。
健康的な食事で
協会のお勧めするローフードやスムージーはカロリーが低く満腹感もあり
無理ないダイエットに最適です。
失敗しないダイエットを始めてください。