粉末スムージーはおすすめなのか？

酵素フード協会ではグリーンスムージーをおすすめし、様々なレシピをご紹介しております。

ところで最近ネットショップなどで、「粉末スムージー」というものが人気になっています。

そこでこの「粉末スムージー」とは何か？

また「粉末スムージー」のメリット、デメリットについて考えてゆきたいと思います。

その前に、そもそも「グリーンスムージ」とは一体何かをおさらいしておきましょう。

グリーンスムージとは、グリーン（生の緑の葉野菜）とフルーツと水をブレンダーで混ぜ合わせたドリンクです。

オリジナルレシピでは、使用するフルーツはフリージングはせず生のまま使用する事が多いようです。

材料と作り方は驚くほどシンプルなのに、毎日コップ1杯飲むだけで様々な変化を得る事が出来ます。

酵素と食物繊維を豊富に含むので、減量効果のみならず、デトックス、美肌効果もあると言われています。

さて粉末スムージーは袋タイプで水やミルクを混ぜて作るものです。

粉末スムージーのメリットはいくつかあります。

①簡単に作れて携帯も出来る
まずは何と言ってもその手軽さです。

一食分が計量されているので、それを水やミルクと混ぜるだけでスムージーの完成です。

②1食分のカロリーが明確でカロリー計算が簡単

自作のスムージーだと、どうしてもその時その時でカロリーが変わってきます。
その点、粉末スムージーなら面倒なカロリー計算の必要がなく必要な栄養素を摂る事が出来ます。

③一食分のコストが安価
自作スムージーを作るとなると材料費がかかります。
野菜やフルーツの価格は時期によっても変動しますし、作り置きが出来ず、長期の保存が出来ないため、一食あたりのコストが高くついてしまう事もあります。

その点、粉末スムージーはメーカーによりますがたいたい1食100円～と低コストに抑えられます。

しかし、粉末スムージーはこんなデメリットがあるので、お勧めできません。

①味が好みに合わない事がある
自作のスムージーと違い、好みで野菜やフルーツを配合する事が出来ないので、なかなか自分好みの味にするのは難しいです。

いろんなメーカーのものを試してみる必要があり、コストがかかってきます。

②味に飽きてしまうことがある
自作スムージーのようにバリエーションを付ける事が出来ないので、毎日飲んでいると飽きてしまいます。

③腹持ちが悪い
生のスムージーに比べて食物繊維などの固形分がないので、腹持ちが悪くダイエットの置き換えなどには不向きです。

しかし、何といっても致命的な欠点はこれです！

④酵素が配合されていない
「酵素配合」と謳われている商品が多いのですが、粉末スムージーは「清涼飲料」なので熱処理がされています。
43度ｃになった時点で多くの酵素は死滅しており実際には酵素が含まれていないのです。

粉末スムージーにはこれらのメリット・デメリットがあります。

もともとスムージーは酵素を取りやすくするものでした。
したがって酵素の含まれていない粉末スムージーはおすすめではアリません。

中には酵素入りをうたっているものもあるようですが、よく注意していただきたいと思います。

これからも酵素フード協会では生の酵素入りスムージーにこだわってご紹介したいと思います。