酵素でサビ(酸化し)ない生活習慣
前回の記事「活性酸素を除去する『体内酵素』」では、文明社会の発達に伴い、私たちの生活はとても便利になる一方、私たちのカラダの中では、様々な悪影響を及ぼす『活性酸素』が発生することをお伝えしました。
【体内の活性酸素過剰発生の要因】
- 細菌やウイルスに感染した時
- 強いストレス状態にある、その状態が続いている時
- 紫外線や排気ガスなど大気汚染にさらされている
- 食品添加物を摂取
- ダイオキシン、電磁波などの環境要因
- 喫煙、肥満など
- 激しい運動をした時
【活性酸素が関与する主な疾病】
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞、がん、糖尿病、胃潰瘍、肺炎、脳血管性痴呆症、アルツハイマー型痴呆症、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、白内障、未熟児網膜症など。
そして、私たちのカラダには「抗酸化能力」としてSOD酵素が活性酸素を除去する役割を果たしていることもお伝えしましたね。
しかし、SOD酵素は、40歳を境に老化の進行とともに体内の産生力が低下していき、老化もさらに進行を早めます。
本日は、活性酸素と上手に付き合う為の「抗酸化生活術」なる生活習慣の改善ポイントを抑えていきたいと思います。
【生活習慣を見直し】
- タバコを控える →抗酸化物質のビタミンCを壊します。「百害あって一利なし」
- アルコールをとり過ぎない →アルコール分解過程で活性酸素が発生します。
- 軽めの運動をする →激しい運動は良くないですが、軽めの運動は抗酸化酵素の働きを高めます。
- ストレスを溜めない →ストレスは血流を悪くし、活性酸素を発生させます。
- 紫外線をさける →無理な日焼けや長時間の日光浴は皮膚の活性酸素を大量生成します。
- 脂肪を摂り過ぎない →脂肪は酸化しやすく、摂りすぎは酸化を促進します。
【食習慣の見直し】
抗酸化作用(物質)のあるものを食事に取り入れましょう。
●ビタミンA=レチノール、β-カロテン
緑黄色野菜、うなぎの蒲焼、卵黄、鶏レバー、豚レバー など
●ビタミンC=吸収率は良いですが、大量に摂っても尿から排出されます。
キウイ、イチゴ、トマトなど果物や野菜、芋類も
●ビタミンE=抗酸化力のあるビタミンA、,ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果があります。
植物性油脂、ナッツ類、かぼちゃに多く含まれています。
●コエンザイムQ=ビタミンと同様の働きをして、ビタミンを助ける成分です。強い抗酸化力があり、アンチエイジングに役立ちます。
いわし、サバ、牛肉、豚肉に多く含まれます。
●そのほかに以下のような食物も抗酸化物質です。
赤ワインやブルーベリー、リンゴ、ココアなどのポリフェノール、緑茶のカテキン、ピーマンやニンジン、カボチャなど緑黄色野菜のβカロチン、トマトやスイカなどのリコペン、豆類やタマネギ、シソ、緑茶などのフラボノイド、ゴマのセサミノール、ニンニクやキャベツなどの含硫化合物、エビやカニの色素アスタキサンチンなど。
このように抗酸化成分を含む食品を数多く知っておき、毎日の食事のなかでできるだけ多くの種類をとることが抗酸化食生活のポイントなのです。
私たち酵素フード協会が皆様に提唱している「酵素栄養学と時間栄養学による食事法」を実践すれば、体内酵素を活性化させ、健康的な食生活習慣を身につけることができます。
酵素フード協会の講座には、「酵素スムージー」と「酵素ダイエットスイーツ」のコースレッスンをご用意しています。
レッスンでは、レシピを学んでいただくことは勿論ですが、座学では、食の正しい知識を身につけることができるので、将来においてもご自身とご家族の健康管理に役立つことができるでしょう。
年を重ねるたびに自分で意識して取り組まないといけない「元気」と「キレイ」。
その中心に食事があります。
『私たちのカラダの細胞は、私たちが毎日食べている食べ物で作られている』。
だから、見た目もキレイでカラダに良くて、
毎日続けられる酵素スムージーをお勧めします!
食を学んでキレイと健康を一生自分のものにしましょう。
あなたの美と大切な人の健康のために 【生涯一番大切な食習慣】を始めませんか。