脂肪は、体の様々なものを守るための役目も担っています。
また、熱の放出を防いだり、組織が傷つかないように体を守っているのです。
下腹部には、大腸や膀胱のほか、子宮や卵巣といったとても大切な器官がありますよね。
それらを守るために、その周囲に脂肪がつくのです。
特に冷えないように、体は熱を逃がさないようにして、
「脂肪のクッション」を作ります。
脂肪がつくには、ちゃんと理由があるのです。
それでもやっぱり気になるのがポッコリお腹。
回避するためには、どうすればいいのか?
妊婦さんは仕方ないですよ~(笑)
では、食べ過ぎたときにポッコリお腹になる理由をみてみましょう。
食べ物が胃腸に入ると、その重みで胃や腸は下がります。
その重みによって下腹がポッコリ押し出されてしまいます。
それを回避するには、
腹部全体を支えてくれている「腹膜」という
膜の力が強ければ、
「下腹部のポッコリ」を食い止めることができるのです。
オススメは、「腹式呼吸」です。
普段、私たちは、お腹の力をあまり使わず、主に肺と胸郭だけを
使って呼吸をしています。
また、ストレスなどから、呼吸が浅くなり、腹膜の力も
落ちてしまっています。
深い呼吸をすると、ストレス解消にもなります。
複式呼吸をするときは、まず吐くことから始めます。
体の中のすべての空気おw吐き切ります。
吐き切れば、自然に吸わずにはいれなくなります。
そして、思いっきり空気をお腹にためます。
慣れてくればここで1,2,3・・・と5秒から7秒ほど息を止めてみましょう。
そのあとでお腹にいっぱいたまっている空気を吐き出すのですが、この時が重要です。
吸った時間の倍の時間をかけて吐くのです。
これを1日に何度か気が付いた時にしてみてください。
それ以前の問題として下半身に脂肪が付きやすい人は、むくみと砂糖の摂取が考えられます。
むくみにはたっぷりのカリウムを摂取すること。
砂糖の代わりに旬のおいしいフルーツなどを摂取したいものですね。