「ダイエットについての本格的な研究は、今までほとんどなかった」と指摘するのは、
予防医学研究者、東京大学医学部を経て、米国ハーバード大学公衆衛生大学院修了。
石川善樹医学博士。
博士は、ダイエットを突き詰めると、身体のメカニズムでは医学・生理学、甘いものがもたらす中毒性は脳科学、節制を上手に続けるには心理学、他にも行動科学や社会学など、かなり広い分野の学問が必要になるためです。と言われております。
今までダイエットといえば、食べるものの栄養素やカロリー、また運動などについては言われてきましたが、
●ダイエットに脳が関係すること。
また、
●ダイエットに睡眠が関係すること。
そして、
●ダイエットと健康、美容には時間が関係すること。などを伝えてきた人や協会はほとんどありませんでした。
今回は、ダイエットと脳について記載しましょう。
男性と女性の脳の仕組みは違います。
最近は、男性も女性脳に近くなってきたなどと言われていますが、
基本的にお腹がいっぱいになって満腹感を得たときに満足するのは男性です。
女性の場合は、量で満足するというより、いろんな味のものを食べることにより、満足するという脳なのです。
実際に女性はお腹いっぱい食べても、スイーツは別腹というのがありますよね。
そのあたりを克服しないとダイエットを成功に導くのは難しいかと思います。
また、甘いものを摂取すると脳から脳内麻薬というホルモンを分泌させます。