同じように食べていても、太る人と太らない人がいるのは何故?

今日は、脂肪についてお話しします!
実は私達をダイエットに導いてくれる脂肪もあるんです!
blogb_04
脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。 白色脂肪細胞は大量の脂肪を蓄え、中性脂肪としてエネルギーを体内に貯える作用があります。
そして褐色脂肪細胞は余分なエネルギーを熱として放出する働きがあり、脂肪を燃焼して消費カロリーを増やしてくれます。脂肪なのに筋肉細胞のようにカロリーを消費するのです。その数は幼児期に多く成人になると激減してしまいます。
若いときと食べる量がそれほど変わっていなかったとしても年齢を重ねるごとに体に脂肪がつきやすくなるのは、褐色脂肪細胞が減ってくることも大きな要因のひとつなんです。
上記で説明した『褐色脂肪細胞』の働きが鈍くなっていると肥満になりやすいとされています。
運動をしても、食事制限をおこなってもなかなか体重に変化が起こらない人は、基礎代謝が悪くなっていたり、褐色脂肪細胞の働きが鈍くなっていたりすることがあります。
この褐色脂肪細胞を活性化させると太りにくく痩せやすい体質へと導くことができるとされています。
ではどのようにして褐色脂肪細胞を活性化すれば良いのでしょうか。
blog1014_2
褐色脂肪細胞が脂肪を燃やしてくれるのはUCP1という物質のおかげなのですが、脂肪の燃焼効果のあるUCP1は褐色脂肪細胞のミトコンドリアにしか存在しません。
そしてその褐色脂肪細胞は、成人ではごくわずかしか存在しません。
blog1014_3
ただ、肥満抑制ホルモンのレプチンやよく噛むことにより分泌が促進される神経ヒスタミン、また近年の研究ではグレープフルーツなど柑橘類の匂い成分であるリネモン、コーヒーのカフェイン、唐辛子のカプサイシンもUCP1の出現を亢進するのです。
これらの物質の脂肪燃焼作用は全て交換神経系の活性化によりノルアドレナリンの分泌を促進させることが共通点です。 脂肪細胞がノルアドレナリンにより刺激されることにより、体脂肪の脂肪酸への分解の促進と脂肪組織にUCP1を持つ褐色脂肪細胞が出現するというわけです。
レプチンや、ヒスタミンが分泌する食べ方を習慣化する。グレープフルーツのリモネンや唐辛子のカプサイシンを摂取するために簡単に摂取出来る方法として 「フレッシュスムージー」をお薦めしています。 従来のグリーンスムージーやスムージーとは全く異なる、「フレッシュスムージー」には、褐色脂肪細胞を活性化する要素がいっぱいなのです!
余談ですが、普段の生活で心がけてほしいことは、体を過保護にし過ぎて温め過ぎないという事です。
講座でいつもお話しさせていただいてますが【頭寒足熱】これが褐色脂肪細胞を活性化させるキーワードです。

 
 

会員様会社情報