不安感で心の中がモヤモヤしたり、落ち着かなかったり・・・。
病気ではなくても、つらい状態をケアするのは、薬膳の得意分野。
不安は、薬膳から見ると、どんな心身の状態なのでしょう。
そして、対処法は・・・?
1.不安は『心』の働きと深く関わっています
薬膳では、体のさまざまな機能や働きは、
「心・肝・碑・肺・腎」のいわゆる「五臓」のうちの、
どれかの臓器とつながりが深いと考えます。
不安という感情と関係が深いのは「心」。
これは、心臓の働きだけではなく、物事を冷静に考えたり、
気持ちの安定性にも影響するものと考えられています。
つまり、不安を抱いた状態は「心」が弱った状態といえるのです。
「心」は、心臓との関係が深いだけに、「血」とも大きく影響し合っています。
「血」とは、全身に酸素や栄養を運ぶ血液そのものだけでなく、
体を温めたり元気に動かす力なども含めた総称。
この「血」が不足すると、「心」の働きが弱って気持ちが不安定になり、
不安を感じやすくなるといえます。
2.生理で『血』を失う女性は『心』が不安定になりやすい
女性は毎月、生理があることから、もともと誰もが「血」を失いやすくなっています。
それに加えて、現代の女性は生理以外にも「血」を失う機会が多くあります。
「血」を失うのは、出血によるものばかりではありません。
例えば忙しすぎる毎日、職場や過程で一人何役もこなそうとすると、
仕事や家事の段取りを考えるなどして頭をフル回転させなければなりません。
また、パソコンや携帯電話で目を使いすぎる習慣。
さらに、睡眠不足。
これらはすべて「血」を消耗するものばかりです。
「心」を元気に働かせるには、たっぷりの「血」が必要なのに、
現代女性は慢性的に「血」が不足しやすい生活のため、不安を抱えやすくなってしまうのです。
3.『心』をケアする生活&食事アドバイス
不安の緩和には、
心身を落ち着かせたり「血」を補うセルフケアが大切。忙しすぎる生活をスローダウンさせましょう。
就寝時にはパソコンやTVを見るのは避け、明かりを落とした部屋でのんびり過ごします。
夜11時には就寝することも大切。
しばらくの間、実家など安心できる場所で静かに暮らすのもひとつの方法です。
また食後30分はゆっくり過ごすと、「血」の栄養分の吸収がよくなります。
食品はゴーヤーやセロリ、パセリ、ハーブなど、
香りや苦みのあるものが気持ちを落ち着かせます。
カルシウム豊富なものもおすすめ。
さらに、なつめやプルーン、黒豆、黒ごま、ひじきなどは「血」を補ってくれます。
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