ヒスチジン?を摂って満腹になる!??
ヒスチジンで満腹になるってどういうこと?
はい、ヒスチジンを説明する前に「ヒスタミン」のお話をしなければなりません。
慢性的なアレルギーをお持ちの方の中には「ヒスタミン」と言う言葉をご存知の方も居らっしゃるのではないでしょうか。
花粉症などの症状で、くしゃみをしたり鼻水が出たりするのも「ヒスタミン」が原因だと言われています。
ヒスタミンとは、体内に多くあるアミノ酸のひとつであり、免疫系の伝達物質でもあります。
外部の物質から守るために人間が本来持つ防衛反応のひとつなので決して悪ものではないのですが、
実は、この「ヒスタミン」は、鼻詰まりやかゆみを引き起こす特徴がある反面、脳に入ると満腹中枢に作用して「食欲抑制」効果と交感神経を刺激して「脂肪燃焼」促進が期待できるとも言われているんです。
「ヒスタミン」は、咀嚼をしっかりおこなうことで分泌を活発にすることもできます。ただ、アレルギーを引き起こすので外部から直接摂る事はできませんし、摂る事ができたとしても効果なしなんですね。
そこで登場するのが、「ヒスチジン」。
ヒスチジンはアミノ酸の一種です。大人の体内では作る事ができるのですが、子供の体内では作れないと言う事から、1985年に「必須アミノ酸」に分類されました。
食材では、マグロ、カツオ・ブリ・サバ・サンマなどの青魚に多く含まれており、他にも鶏胸肉、豚赤身肉などの肉類、チーズやヨーグルトなどの乳製品、大豆やきな粉などの大豆製品などにも含まれています。
ヒスチジンが脳に回ると、ヒスチジン脱炭酸酵素の働きで、ヒスタミンに変わり、満腹中枢を刺激するんです。そう、お腹いっぱいになるんです。
ただ、カラダのタンパク質が不足していると、体をつくるほうにヒスチジンが優先的に使われ、ヒスチジンは脳に回りません。
食べ過ぎを防ぐには、ヒスチジンをタンパク質と一緒に摂って、ヒスタミンを効率よく生成させることが大切なんです。
他にも、パンやうどんなどの小麦製品と一緒に食べるとヒスチジンの効果が出にくい可能性があるとも言われています。
私たちの体に必要な食事を知ることは一生の宝物!酵素フード協会では、私たちの体とその時々に必要な食事について学ぶことができます。
年齢を重ねるたびに気になる『キレイ』と『元気』。
時間に追われて、食べ物があふれる身の回りに流されながら何気にいると、体調が変?肌にくすみ?などなど顕著に現れる体の変化。私たちのカラダの細胞は、私たちが日ごろ食べているもので作られています。
日本人は「野菜を摂らないといけない」という意識はあるのですが、毎日食べているもので、積極的に摂りたいものや遠ざけたいものなどをもう少し意識したいですね。
食を学んでキレイと健康を一生自分のものにしましょう。
あなたの美と大切な人の健康のために 【生涯一番大切な食習慣】を始めませんか。