女性ホルモンについて
ホルモンは体内で分泌される物質で様々な器官や組織をコントロールしています。
その中で、女性特有のカラダつきやカラダのリズムに大きな影響を与えるのが「女性ホルモン」です。
この女性ホルモンは卵巣から分泌されるホルモンで、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。
女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)により、女性の体はさまざまな変化が起きます。
女性ホルモンの分泌指令を司っているのは、脳の視床下部と下垂体。
女性ホルモンが足りなくなると、視床下部が分泌しなさいと下垂体に指令し、そこから順に、性腺刺激ホルモン、卵巣へと伝わり女性ホルモンが分泌されます。
女性ホルモンの敵はストレス!
ホルモンをコントロールする視床下部はストレスにとても弱く、ストレスにより視床下部は混乱を起こします。
そうすると下垂体以下まで混乱してしまい、指令がうまく伝わらず、女性ホルモンのバランスも崩れやすくなり、生理が不規則になったり、食欲増進や肌荒れ、便秘、むくみといった月経前症候群(PMS)の症状がひどくなったりします。
ホルモンバランスを保つには、
●良質な睡眠
睡眠不足になると自律神経のバランスが崩れ、女性ホルモンにも悪い影響があります。
早寝早起きをする、7時間の睡眠時間をとるなど規則正しい生活を心がけましょう。
また、食事は就寝の3時間以上前にすませる、寝る2時間前にはスマホの電源をOFFにするなど、睡眠の質を上げる心がけをしてみてください。
●適度な運動
女性ホルモンは体の冷えに敏感に反応するので、体を温めて活性化するストレッチが効果的です。
自律神経のバランスを整える運動を定期的に行って体をケアしていくと、ホルモンを分泌しやすい体になって、美と健康を維持できます。
●スリル体験をする
ドキドキやワクワクを感じると、ドーパミンや、幸せな気分をもたらすセロトニンというホルモンが分泌されます。それらを分泌する神経は、エストロゲンの分泌を指令する視床下部を通るので、エストロゲンの分泌にも良い影響を与えてくれます。
●バランスの良い食事
そもそも、女性ホルモンを増やすような特別な食事は存在しませんが、バランスの悪い食生活は女性ホルモンに良くありません。肉や魚、大豆のたんぱく質、野菜、炭水化物、少量で良質な油をバランスよく摂るよう心がけてください。
特に良いとされるのは、納豆や糠漬けなどの発酵食品、ネギ、ゴボウ、バナナなどのオリゴ糖、食物繊維などを多く摂取して腸内環境を整えることです。
以上のように、ホルモンバランス整えるには、生活習慣を見直すことや、ストレスに負けない健康的な食事が大切です。
私たちが毎日食べている食事が、私たちのカラダの細胞を作って、必要な栄養素をカラダの隅々に供給しています。
つまり、健康も美も食事が司っているといってもよいでしょう。
なのに、コンビニご飯やお菓子などで毎日の食事をとっている生活に慣れてしまっていませんか?
健康で綺麗な心と体をキープするためには、毎日の食事を見直し、本当に自分に必要な食事を摂ることが大切です。
しっかり健康と美容の食事を勉強しましょう。
私たちの体に必要な食事を知ることは一生の宝物!
酵素フード協会では、私たちの体、その時々に必要な食事を勉強できます。
食を学んでキレイと健康を一生自分のものにしましょう。
あなたの美と大切な人の健康のために 【生涯一番大切な食習慣】を始めませんか。