旬の果物 今回は梨に合うスムージーの組み合わせを考える
今梨が旬ですが、梨にはタンパク質を分解する消化酵素のプロテアーゼを含んでいます。調理に使えば肉を柔らかくする事が出来るだけでなく、スムージーとして使うと消化の助けになります。
梨はカリウムを多く含みますが、カリウムは、身体からナトリウムを出す働きのあるため、高血圧症の方によいとされています。
また、汗と共に流失しがちなので、残暑で汗をかいた時などには水分と共に補給出来て良い果物です。今回はこんな梨と相性の良いスムージーを考えて見ましょう。
最近では、果物は単体で空腹時に食べるのが良い、
食後は摂るのは、良くないというのは知られるようになってきていると思いますが、酵素スムージーを日ごろ取り入れている方から、よく受ける質問のひとつに、
「いくつかの果物でスムージーを作るとき、ベストな組み合わせってありますか?」というものがあります。
果物の組み合わせを取り上げ、梨と相性の良い果物を考えてみたいと思います。
良い組み合わせと悪い組み合わせがある
ベースとなるスムージーの果物を決めて、トッピングで果物を多めに盛り付けると見た目もきれいで、いろんな果物の味が楽しめますよね。
ただ、果物の中でも消化にかかる時間や消化液のpH値(酸性~アルカリ性)などで、味はそこそこ美味しくても消化の面からみるとイマイチ・・・。そんな組み合わせもあります。
果物に限らず、食べ物には、相性が良い、又は悪い「食べ合わせ」というものがあります。
あまり神経質にならなくても良いですが、「食べあわせ」には、それぞれの食べ物が持つ「栄養素」を打ち消しあうようなもったいない作用や、消化に悪い影響をするようなものもあるようです。
たとえば、栄養素をかき消す食べ合わせには、
①トマトときゅうり
②わかめとネギ
③ほうれん草とゆで卵
④ベーコンとほうれん草
⑤納豆と卵白
⑥シラスと大根 などがあり、
その他にもカラダに悪い影響を与える食べあわせもあるようです。
※引用「メシてろ」http://meshitero.obentodeli.jp/
果物の良い組み合わせを考える前に
まず、果物を大きく4つのグループに分類します。
①ピンクグレープフルーツ 酸味の強い果物 グレープフルーツ、オレンジ、パイナップル、キウィ、レモン、酸味の強いりんご、酸味の強いブドウなど。 |
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②いちごなどの甘酸っぱい果物 りんご、洋梨、プラム、アプリコット、マンゴー、ベリー類、さくらんぼなど。 |
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③バナナなどの甘い果物 バナナ、ブドウ、柿、デーツ、イチジク、レーズン、プルーン、パパイヤなど。 |
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④メロン☆ メロン類 メロン、スイカなど。 |
良い組み合わせとは?
この4つのグループの食べ合わせ・組み合わせが良いのは、
酸味の強い果物と甘酸っぱい果物
甘酸っぱい果物と甘い果物
です。
これは上記の酸味グループにより、消化のスピードや消化酵素が異なるためで、出来るだけ同じ酸味グループの果物の組み合わせがベストなんです。
つまり、同一酸味グループ内、または、近いグループの組み合わせは消化に負担がかからず、酵素の消耗を防げるので身体に優しいスムージーを作ることができます。
果物の酸味や甘みは、出回り時期・季節、保存状態・追熟などによって、一定ではないため、上記の酸味分けは、あくまで一般的な目安です。その時々で臨機応変にしましょう
梨をベースにして考えてみると
梨は甘酸っぱい果物なので、
甘い果物例えばバナナや酸味の強いグレープフルーツとかの
果物とも相性が良く使いやすいと思いますので
ぜひお試し下さい。
これから酵素スムージーを試したいという方は、見た目や美味しさだけでなく、組み合わせにもちょっぴり心配りをしてみてくださいね。