宿便ダイエットより食物で自然にデトックス
最近よく宿便剥がしダイエットという広告を目にします
有名人を使って5kg痩せた10kg痩せたなどの
広告を目にし本当かな?と思う方も多いのではないでしょうか?
そこで、本当に宿便はがしダイエットは正しいのか
考えてみたいと思います。
まず宿便とは何か考えてみましょう。
・宿便は医学的解釈によると腸にとどまった大便となります。
これはその通りです。
しかし、ダイエット・健康雑誌的解釈によると腸の壁に長年こびりついた大便と表記されています
しかしこの解釈は間違っています。
なぜがというと私たちの腸は常に細胞が入れ替わっており、水道管ではないのですから
長年腸壁にこびりつくといったことが起こりえないのです。
腸の中へ腸壁がはがれて便の中に含まれてゆきます。
それは毎日のことです。殆どは便として排出されますので
滞留することはほんの僅かです。
宿便と言われるものも腸壁が剥がれ落ちた組織と腸内細菌からできており
これは結果です。
「何キログラムもの宿便があった」というのは単なる便秘と思われます。
ですから腸の状態が健康であることが大切で、剥がすことに目的があるわけではありません。
腸の状態を健康にするのをデトックスといいます
からだに老廃物や毒素などがたまると、内臓の動きが鈍くなり、脂肪を燃焼させる力も低下します。
腸の中に老廃物がたまった状態では、腸本来の機能が果たせません。
必要な栄養素が吸収されず、体調がすぐれないのも当然です。
脂肪燃焼を促す栄養素を摂っても吸収されないので、ダイエットも効果がありません。
老廃物の溜まった腸の改善方法は、腸でいい便をつくる食材やデトックス効果のある栄養素を積極的に取り入れることです。
また、体内で活性酸素が過剰に発生すると、細胞組織が傷つけられ、毒素を溜め込みやすい状態になってしまします。活性酸素の働きを抑えるために、抗酸化物質(ミネラル・ファイトケミカル)を摂ることも大切です。
デトックスにはマグネシウムが大切
マグネシウムは
血行促進・むくみ解消・美脚効果・肌のくすみ改善など、
たくさんの美容効果があるミネラルと言われます。
●マグネシウムの効果として次のようなものがあります
「体温や血圧の調整」
「筋肉の緊張を緩和」
「細胞エネルギーの蓄積や産生の補助」
「腸の粘膜の保護」
「神経の働きの円滑」
抗ストレスホルモンを作り出す副腎皮質の機能を助ける
働きもあります。
2011年2月の厚労省研究班の報告では、「マグネシウムを多く摂取する男性は、大腸がんのリスクが有意に低い!」とあります。
また、代謝に関係する酵素の活性化や、糖をエネルギーに
変換する働きがあります。
また、体内の水分を腸に集める働きがあり、
腸に残っている宿便が体外に排出されやすくなると言われています。
マグネシウムは甘い物の食べ過ぎや発汗、
ストレスによって消費されます。
マグネシウムが不足すると、便秘、
スポーツ時にケガ、肉離れなどを起こしやすくなります(>_<)
マグネシウムが多く含まれる食品として
岩塩、硬度のミネラルウォーター、ゴマ、
バナナ、納豆、玄米、ひじき、ナッツなどがあります。
酵素フード協会オススメの美味しいスムージーパフェには、
多くのマグネシウムを摂取できるだけではなく、
自然の食品で出来ているので安心ですね(^^)