早食いはダイエットの敵! よく噛んで食べよう
貴方は食事の速さはどのくらいですか?
とても早いと答えた方は太っていませんか?
統計を取ると早食いの方はゆっくり食べると答えた人より10%も太っていることがわかっています。
ではなぜ早食いは太ってしまうのでしょうか?
早食いは大食いのもとだから
人の食欲は脳の視床下部にある満腹中枢と摂食中枢によりコントロールされています。
お腹が空いてくると摂食中枢が刺激され食べる行動に駆り立てられます。
そして、お腹が一杯になると満腹中枢が刺激され、食べるのをやめます。
満腹中枢は主として摂取した食事が消化・吸収され血液中に増えたぶどう糖により刺激されます。
しかしぶどう糖が上昇したことを満腹中枢が感知するまで約20分かかるのです。
すなわち、食事を始めて満腹感を感じるまで約20分位かかる訳です。
早食いの人はこの20分の内に食べ終わっていることが多く、満腹を感じないうちに食べてしまうので
食べ過ぎてしまうのです。
これが、「早食い」は「大食い」につながり、結果として「肥満のもと」となる理由の一つです。
早食いは肥満ホルモンインスリンを高める
次の理由として、早食いは「肥満ホルモン」でもあるインスリン分泌を促進し肥満をもたらします。
食べる速度が速いと食物の消化・吸収が速くなり血糖値の上昇を招きます。
同じ食事をしていても早食いでは血糖値がより上昇します。
すると、急激な血糖の上昇を抑えるためインスリンの分泌が増えます。
インスリンは筋肉と脂肪組織にぶどう糖を取り込み、血糖値を一定の範囲に保つ働きがあります。
脂肪組織に取り込まれたぶどう糖は中性脂肪にかえられます。これが、インスリンが「肥満ホルモン」とも呼ばれる理由です。
「太らない体を作る」一番簡単でシンプルな方法
はゆっくり食べるという事になりますね。
そのためにどうしたら良いかというと、「よく噛んで食べる」ということになりますす!
実に簡単でシンプルなことですが、なかなか出来ていない人が多のではないでしょうか?
先ほどみたように満腹中枢が刺激される最低20分以上の時間をかけてゆっくり食するのがおすすめです
速ければ速いほど、「太りやすい体」になっていくのです。
更に消化器系にも負担が増え、トラブルを起こしかねません。
さらに噛む回数は「血糖値の上がり方」に関係しているということです。
噛む回数の少ない場合、急に胃の中に大量の食べたものが入ってくるので、
短時間で糖が吸収され血糖値が急上昇、また大量のインシュリンが分泌された結果、体脂肪が溜まります。
噛む回数の少ない人は、この作業が日常的に行われているので、
自然に太りやすい仕組みを体内に作っていることになるのです。
逆に、噛む回数が多い人は、少しずつ時間をかけ胃に食べたものが入ってくるので、
糖はゆっくり吸収され、血糖値も緩やかに上昇します。
つまり、よく噛んで食べれば「食べ過ぎ・血糖値の急な上昇」を防ぐことが出来るのです。
そして、よく噛んで食べることでヒスタミンが放出され満腹中枢を刺激して食欲を抑え、
脂肪の代謝を調節する成長ホルモンの働きを良くするので、体脂肪の分解も促進します。
ただ、軟らかい食べ物が溢れている現代では、かなり意識して噛む必要があります。
一口の噛む回数の目安は20~30回です。皆さんも意識して「噛んで」下さい!
白ご飯を玄米に変えるのも方法の1つかも知れませんね(#^.^#)
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