メタボの原因 コレステロールを減らす
コロナ籠りで予想以上に太ってしまったという方も多いでしょう
この肥満の原因としてコレステロールがあります。
コレステロールとダイエットには関係があります。
どのような関係があるかというと、れは食事の量によるものです。
ダイエットをする際に、摂取エネルギーを減らすために、主食などを抜いて炭水化物を減らした食事をする方も多くおられるかと思います。
炭水化物は、エネルギー源なので、毎食食べていた米を控えるなどしてダイエットをすると、体重は減りやすくなりますね。
ところが、極端に減らした食事を継続すると、空腹感が強くなってしまいます。
注意が必要となるのは、その空腹の時に、おかずや菓子類を食べ過ぎてしまうことです。
お肉や卵、油もの、菓子類などを食べ過ぎてしまうと、コレステロールが上がりやすくなってしまいます。
炭水化物も必要量摂取しながら、空腹感は、野菜やきのこ類、海藻類で満たすと良いですね。
ダイエット中はコレステロールや中性脂肪の多い食事は避けるようにしましょう。
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が体内で増えると、血液はドロドロになり、脳梗塞などを起こしやすくなります。
しかし、コレステロールをまったく摂らない食事もNGです。
コレステロールも、人間が健康を維持する上で、必要な栄養素だからなのです。
コレステロールは、リン脂質とともに細胞膜の材料になります。
体内では、常に古い細胞は死に、新しい細胞に入れ替わっています。
そのため、新しい細胞の材料となるコレステロールは欠かすことができません。
また、コレステロールはさまざまなホルモンの材料にもなります。
さらに、コレステロールは細胞膜の維持やホルモン、
胆汁酸などの原料としても使われるため、
私達の体に必要なものなんです!
以前は「1日に卵はひとつだけ」と言われていた時代もありましたが、厚生労働省は2015年、日本人の食事摂取基準からコレステロールの上限値を撤廃しました。
とはいえ、食べ過ぎは栄養の偏りを生みますから、適度にバランスよく摂ることが大事です。
問題はバランスです
HDL善玉コレステロールとLDL悪玉コレステロールのバランスが崩れると、動脈硬化の原因となる超悪玉コレステロールが発生することにあります。
コレステロールの7~8割は肝臓で合成され、残りは食物から吸収されます
。血液によって各臓器に運ばれ、不使用のコレステロールは再び肝臓に戻されます。
「肝臓から全身に運ばれるもの」を「LDL(エルディーエル)コレステロール」、
「肝臓に戻されるもの」を「HDL(エイチディーエル)コレステロール」といいます。
本来、人体にはLDLとHDLを一定に保つ調整機能がありますが、生活習慣の乱れや運動不足により、そのバランスが崩れてしまいます。LDLが低すぎると、がんのリスクが高まります。
また、余分なコレステロールを回収するHDLが低く、そこに高血圧や高血糖、喫煙習慣、ストレスが重なると、動脈硬化の原因になります。
LDLが高くても、HDLが高ければ問題はありません。
さらに、動脈硬化の原因は活性酸素により酸化した「酸化LDLコレステロール」であることがわかりました。
また、通常のLDLより小型のLDLが存在することも判明しており、通常のLDLより酸化しやすいことから、「超悪玉コレステロール」と呼ばれています。
LDLコレステロールが多すぎる状態が続くと、健康に悪影響を及ぼします!
悪玉コレステロールを減らす
LDL悪玉コレステロールを低下させるためには、
アミノ酸の一種、SMCS(S-メチルシステインスルホキシド)が有効なんです!
体内のコレステロールは酵素によって胆汁酸に変えられ体外に排出されます。
SMCSは、この酵素に働きかけLDL悪玉コレステロールを低下させる力があります!
このSMCSはアブラナ科の野菜、ブロッコリーやキャベツなどに含まれています。
しかしそのままでは食べにくいです。
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参考になります。