活性酸素を除去する『体内酵素』

活性酸素を除去する『体内酵素』

 

 

癌や成人病、皮膚のトラブルを始め、種々の疾病を引き起こす原因に、『活性酸素』があります。

活性酸素が増える要因に加齢やストレス、タバコ、ウィルスや紫外線、添加物などがあります。

 

その活性酸素が、他のものと結合しやすい性質のため、体内の鉄と反応して酸化(サビ)させたり、

脂質に反応して、血管中にこびりつきやすい「過酸化脂質」を作ります。

 

その結果、心筋梗塞や動脈硬化、ガンの発生の直接的な引き金にもなるといわれています。

 

また、体力・肌の衰えや記憶力の低下、老化の原因のひとつとされており、近年では、

疲労物質として乳酸がたまることによって、疲労を感じると言われていましたが、実は「乳酸」ではなく

活性酸素が原因であることが証明されています。

 

しかし、私たちの体にはこのような活性酸素の働きに対抗する抗酸化作用を司る

スカベンジャーという物質があります。

これは食品として体内に取り込まれ体内酵素の元となります。

 

活性酸素に対抗するスカベンジャー

体内でつくられるス力ベンジャー
・SOD…タンパク質からできている。マンガン、銅、亜鉛が助酵素として加わる
・グルタチオンペルオキシダーゼ…ヒ卜の細胞内でつくられる。主成分はタンパク質で、セレンが助酵素として加わる
・力タラーゼ…ヒ卜の細胞内でつくられる。主成分のタンパク質に助酵素の鉄が加わる
ビタミン
・ビタミンE…生体膜を保護する
・ビタミンC…自分が持っている電子を活性酸素に与えることで、ラジカル状態になったビタミンEを元のビタミンEに再生させる
・ビタミンB2…過酸化脂質を消去する抗酸化物質(グルタチオンペルオキシダーゼ)の再生を助ける
・葉酸…紫外線を吸収し、肌への侵入を防ぐ
・β-力ロテン…にんじんなどの緑黄色野菜に含まれる
その他
・フラボノイド…植物や果物に含まれている色素。約3,000種類もあるといわれ、色は赤緑、クリーム、黄、オレンジ、濃青など。最も抗酸化力が強いのはイチョウの緑葉
・プロアントシア二ジン…赤ワインやブドウ種子に含まれるポリフェノールの一種で、強い抗酸化力がある。その効力はビタミンEよりも高い
・力テキン…日本茶に多く含まれている
・L−システインペプチド…活性酸素を消去する。豚ヒレ肉、豚レバー、米胚芽、キウイフルーツ、オレンジに多く含まれる

 

 つまり上記のようなスカベンジャーの多く含まれる食品を取れば良いことになります。

 

それは、「食の見直し」と「生活習慣の見直し」です。

 

食の見直しでは、「抗酸化物質(栄養素)」を意識して摂取することです。ポリフェノールやビタミンでは、AやC、Eなどです。

 

このように、私たち酵素フード協会は、「酵素フード」を食習慣に取り入れて、食習慣の改善を強くお勧めしています。

 

 

私たち酵素フード協会が皆様に提唱している「酵素栄養学と時間栄養学による食事法」を実践すれば、体内酵素を活性化させ、健康的な食生活習慣を身につけることができます。

 

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