薬膳で個々の体調、体質にあった食事を

薬膳で最も大切なのは自分の体質・体調を把握し毎日の食を選ぶことです!

 

赤字は女性に多いタイプ

実虚

「実」は気(エネルギー)や血(体を養う栄養)が過剰で活動的な状態

「虚」は不足気味で鎮静的な状態

燥湿

「燥」は保水力が低下し肌や粘膜などが乾燥しやすい状態

「湿」は水の代謝が悪くむくみやすい状態

寒熱

「寒」は冷え性で血色が悪くテンションは低め。

「熱」はほてり性で汗をかきやすくテンション高め

 

 

ピックアップ食材 里芋

 

漢方薬のひとつ、山薬として重宝されてきた食材。

五臓の脾、腎を養い、胃腸が弱い人、冷え性、のどの渇き、むくみにもよいと言われます。

芋類の中ではもっとも低カロリーで、たんぱく質、食物繊維も豊富なのでダイエットや便秘しないにも◎

ぬめり成分が粘膜を保護し肌に潤いを与えます。

塩水や酢水に浸けてしまうと大切なぬめり成分が落ちてしまいます。

里芋とココナッツミルクで美味しいスイーツが出来るんですよ

 

ココナッツミルクのような白い食材は肺を補い、肌や喉を潤します。

 

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本ブログにおいて、食物成分の「ぬめり成分」それがすなわち「ムチン」と引用記述した箇所を、以下の論拠あるご指摘を受け修正いたしました。(2017.12.5)

[1]デジタル大辞泉:
ムチン(mucin)
動物の上皮細胞・粘膜・唾液腺などが産生する粘性物質の総称。糖たんぱく質の一種で、アミノ酸がつながったポリペプチド鎖に糖鎖が枝状に結合した構造をもつ。

[補説]オクラや山芋などに含まれるぬめり成分もムチンと呼ばれることがある。これは高分子の多糖類とたんぱく質が結合したもので、動物の粘液に含まれるムチンとは異なる。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%A0%E3%83%81%E3%83%B3-140618

[2] 丑田公規「クラゲの有効活用の限界とムチンの化学」『化学と教育』Vol. 65 (2017) No. 5 p. 228-231:
ムチンという化学物質については,一般人のみならず専門家の間にも誤った情報や呼称が広がっている。そこで,一般の化学教育に携わっている方に正確な情報をていねいにお伝えするため本稿を執筆することにした。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kakyoshi/65/5/65_228/_pdf#page=3

 

 

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